お金の街MONEY TOWN
MONEY COLUMN BY KAZUKIBI

積み立てたい。でも、今月もお金が残らない

将来に備えたい気持ちはあっても、今日の暮らしに必要なお金がある。投資できる金額の向こうにある、それぞれの家計を考えます。

小さな街とノートを描いた、お金のコラムのイラスト

家計簿を見ながら、「今月こそ、少し積み立てよう」と思う。ところが、食費や光熱費、住宅ローン、子どもの費用を払うと、思ったほど残らない。特に贅沢をした覚えもないのに、将来のためのお金が後回しになる。そんな月もあると思います。

NISAの話や、順調に資産が増えた人の報告を見ると、少し焦ることもありそうです。でも、その人の運用成績だけでは、毎月の収入や家族の事情までは分かりません。子どもの教育費がかかる時期と、住宅ローンを払い終えた後では、積み立てに回せる金額も違います。

以前、このコラムでも少額からの積み立てについて書きました。ただ、少額なら誰にとっても負担が軽い、とも言い切れません。急な通院や家電の故障に備えて残しているお金まで、投資に回せるわけではないのです。今日の暮らしを支えているお金にも、大切な役割があります。

すでに資産があり、そこから得た収入をまた投資に回せる人と、毎月の生活費を払いながら最初の元本をつくる人。同じように将来を考えていても、出発点は違います。このことを、メインブログでは家計や子育て、経済環境の変化も交えて、もう少し詳しく書きました。

お金を持っている人と、持っていない人…広がっていく差を思う(大阪で自由気ままに生きる道)

投資できる金額だけで、その人の努力や将来への真剣さは測れません。今は生活を守る時期で、少し余裕ができたら将来への備えを増やす。そんな順番もあっていいと思います。お金の話をするときは、増えた数字だけでなく、その手前にある暮らしにも目を向けていたいですね。

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